あなたは今、「赤い」「プツプツ or ジュクジュク」「腫れている」「痒いor 痛い」といった症状に悩まされていませんか?
これらが現れるのは、アトピー性皮膚炎の急性期、いわゆる「ジュクジュク・アトピー」。
アトピー性皮膚炎の勢いが強まり、ピンチ度が高いときに見られる症状です。
この記事では、よく目にする「アトピーの方にオススメ」という漠然としたものでなく、「アトピー性皮膚炎の急性症状があるときは、こうすると改善する」という漢方(中医学)の改善法についてお話しします。
今「赤い」「プツプツ or ジュクジュク」「腫れている」「痒いor 痛い」といった、アトピー性皮膚炎の急性症状に悩まされている方は、どうぞご参考になさってくださいね。
ジュクジュク・アトピーのときはものすごい痒みがあって、これを耐え切れずに掻いてしまうと、中から黄色いジュクジュクした汁が吹き出します。
ご経験された方はお分かりですよね。
あの、皮膚の奥からこみ上げてくるような凄まじい痒み。
痒みで眠れない、お風呂の後がたまらなく痒い……心安まる瞬間がなくなり、本当に辛いですよね。
この、皮膚から次々ジュクジュクと溢れ出てくる「水っぽい何か」。
この正体は何なのでしょう。
答えは、身体が処理できなかった老廃物です。
この「水っぽい何か」が、身体に長く留まると熱をもつようになり、赤みや腫れ、痒みor痛みといった、いわゆるアトピー性皮膚炎の症状がでてきます。
本来、人間の身体には、自分にとって不要なもの(つまり「老廃物」ですね)を、お通じ・お小水を通じて排出する仕組みが備わっています。
完全に消化・吸収しきれず、身体の中に溜まってしまった「老廃物」は、長い年月留まることで、次第に熱を帯びてきます。
しかし、長い年月、ご自身の胃腸が、ラクラク消化・吸収できる量・割合を越えて、食べたり、飲んだりしていると、食べたり飲んだりしたものを完全に消化・吸収しきれなくなることがあります。
それが毎日毎日続くと、どうでしょう。
一日ではほんのちょっとの老廃物が、だんだん身体に溜まっていき、ついには「熱」を帯びるようになっていきます。
そしてついに、 皮膚へとあふれ出てきた「水っぽい何か」……これが、ジュクジュク・アトピーの正体です。
アトピーは、決してあなたを困らせようと思って起こっているのではありません。
ただ、お通じ・お小水という通常の方法で処理しきれず、溜まってしまった「老廃物(水っぽい何か)」が、皮膚という緊急排出ルートへあふれてしまった状態なのです。
ジュクジュク・アトピーを治すには、溜まってしまった老廃物である「水っぽい何か」を分解し、体外へ排出させることが重要です。
老廃物を排出させるのは漢方薬が得意とするところです。
老廃物を分解・排出させる……つまり「デトックス」ですよね!
デトックスこそは、漢方薬が大の得意とするところなんですよ。
漢方薬でデトックスするのと同時に、日々口から入る食べもの・飲みものを、自分の消化・吸収できる範囲に留める「養生」(食養生)を併用なさると、アトピー性皮膚炎はどんどん改善していきます。
アトピー性皮膚炎の勢いも、日々消化・吸収できる食べもの・飲みもの量も、ひとりひとり違います。
あなたのアトピー性皮膚炎は、どうすると改善するか。
漢方薬はどうか、食べたり飲んだりするものをどうするとよいのか。
まつもと漢方堂の漢方相談では、よく目にする「アトピーの方にオススメ」という漠然としたものでなく、あなただけのアトピー性皮膚炎改善法をお伝えします。